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2026/09/20
少しずつ暑さが落ち着き、秋の訪れを感じる季節になりました。 秋といえば「食欲の秋」。
おいしい食べ物が増えるこの時期、皆さんは「よく噛むこと」を意識していますか? 普段何気なく行っている「噛む」という動作は、お口の健康だけでなく、食事を楽しむうえでも大切な役割があります。
今回は、食欲の秋に知っておきたい「よく噛んで食べることの大切さ」についてご紹介します。
■ よく噛むと、こんな“うれしい変化”があります
食べ物をよく噛むと、食べ物が細かくなり、唾液と混ざることで飲み込みやすくなります。 また、ゆっくり噛んで食べることで、食材の味や香り、食感などを感じやすくなり、食事をより楽しむことにもつながります。
さらに、よく噛んでゆっくり食べることは、満腹感も得やすくなります。
早食いが気になる方は、一口ずつ丁寧に噛むことを意識してみましょう。

歯科の視点から特に注目したいのが、「唾液」です。
食べ物をよく噛むことで唾液の分泌が促され、お口の健康を守るさまざまな働きが期待できます。
唾液の主な働き
・お口の中の食べかすや汚れを洗い流す
・酸性に傾いたお口の中を中性に近づける
・歯の表面を修復する「再石灰化」を助ける
このように、唾液はお口の中を健康に保つために大切な役割を担っています。

「食べられているから大丈夫」と思っていても、実は歯やお口のトラブルが隠れていることもあります。
次のような症状に心当たりはありませんか?
・片方の歯ばかりで噛んでしまう
・硬いものを噛むと歯が痛む
・食べ物が歯の間によく挟まる
・以前より食べ物を噛みにくくなった
・詰め物や被せ物に違和感がある
このような症状がある場合、虫歯や歯周病、詰め物・被せ物の不具合など、お口の中に何らかの問題が隠れていることもあります。
また、歯を失ったままにしていると、残っている歯に負担がかかったり、噛み合わせに影響したりすることもあります。
痛みや噛みにくさ、違和感が続いている場合には、一度歯科医院でお口の状態を確認してもらいましょう。

秋は旬の食べ物が増え、行楽や会食など、食事を楽しむ機会も多くなる季節です。 おいしい秋の味覚を楽しむためにも、しっかり噛めるお口の状態を保つことはとても大切です。
「最近噛みにくくなった」「噛むと痛い」「歯に違和感がある」など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
食欲の秋をきっかけに、毎日の「噛むこと」とお口の健康について見直してみてはいかがでしょうか。