その症状!顎関節症かも
2022/05/20
顎関節症とは?
顎関節症は、口を開こうとすると顎関節、顎の筋肉などが痛む、十分に口を開けられない、開けると関節音がすると言った症状が出ます。顎関節症は 2 人に 1 人が経験すると言われているので思い当たる方もいるのではないでしょうか?
少し音が気になる程度や、痛みを感じないのであれば手術などの治療をする必要はないでしょうが、痛みを伴ったり、似たような症状で他の病気が隠れている可能性もあるため、顎関節症の症状について知っておくことが大切です。
症状をセルフチェックしてみよう
顎関節症の原因は主に次のような原因・症状があげられます。
・歯ぎしり、歯の食いしばり
ストレスや不安、慢性的な疲労によって、睡眠中や覚醒時の歯ぎしりや、くいしばりが続くと顎関節や咀嚼筋へ負担がかかり、痛みや関節円板のずれを引き起こします。
・嚙み合わせ
奥歯しか咬み合う歯がなかったり、極端な咬み合わせの悪さで、左側、もしくは右側だけで食べることが多い(偏咀嚼)と、あごの関節や筋肉に負担がかかり、顎関節症になる可能性があります。
・顎に負担をかける生活習慣がある
デスクワークをしている時、片側ばかりで頬杖をつくのが習慣になっている人や、寝る時に向きがいつも一緒の人なども注意が必要です。
・外傷
顎に対して強い衝撃が加わった場合も、顎関節症の発生につながる可能性があります。関節や筋肉に負担が加わり、怪我が治った後も、関節や筋肉にダメージが残っていると顎関節症の症状が続くことがあります。
顎関節症にならないためには?
顎関節症になる原因には、日常の悪い生活習慣が大きく関係しています。自分の生活の癖を見直し、歯ぎしりや、食いしばり、悪い姿勢などをしている自覚がある場合は意識をしてやめるように心がけましょう。
ストレスを減らすことでも症状を軽減できることもあります。睡眠を十分にとり、栄養のある食事をとることも心がけてください。