2021/02/12
歯ぎしりが起こるメカニズムは完全には明らかになっていませんが、原因のほとんどはストレスによるものだと言われています。(嚙み合わせ、飲酒・喫煙、逆流性食道炎などが原因の場合も)
寝ているとき無意識に歯を食いしばることで、不安な気持ち、憂鬱な気持ちを解消しているようです。
歯ぎしりでかかる力は自身の体重以上とも言われていて、歯や歯茎へのダメージは大きいものです。
歯のすり減りやエナメル質がはがれるなどにより、嚙み合わせの機能が低下したり知覚過敏を引き起こす可能性があります。
歯ぎしりは、無意識の時に出やすく自覚しにくいところが厄介です。また、頭痛や肩こり、背中の痛みで、睡眠の質が低下し睡眠時無呼吸症候群を引き起こすこともあります。歯ぎしりをそのまま放置していると、身体の健康維持に悪影響を及ぼします。
次の項目に当てはまる方は、歯ぎしりをしている疑いがあります。
歯ぎしりはストレスが大きな原因とされていますので、対策としてはストレスを減らすことになってきます。
適度な運動や、ストレッチ、就寝前にリラックスする時間をつくったりと自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。
歯の腫れや痛みは歯そのもののトラブルだけではなく、何らかのサインである事が多くあります。疲れが溜まっていたり、ストレスを感じている際には、先ずは体をゆっくり休ませてあげてください。それでも症状を感じた場合は、早めに歯科医院で診てもらうことをおすすめします。