口臭について
2020/02/06
口臭は、大きく4つに分類。
①生理的口臭
誰しもが持っているもので、通常はその程度が少ないため、ほとんど口臭とは認められておりません。ただし、朝起きたときや空腹時、緊張したときなどは、口の中に細菌が繁殖し、唾液の分泌量が少なかったりするので、一時的に口がにおうことがあります。
②病的口臭
むし歯や歯周病など口の中の病気、鼻の病気や胃潰瘍なども原因になることがあります。
③飲食物や嗜好品による口臭
食べ物による一時的な口臭。にんにくのような、においの強いものを食べた後には、誰もがにおいます。
④心因性口臭
実際には、他人にはにおわないのに、自分だけが口臭が気になるもの。
口臭の主な原因は歯垢や舌苔。
口臭を防ぐには、まず口の中を清潔に保つこと。とくに舌をきれいにすることが大切。
においの多くは、歯垢よりも舌の上やつけ根にたまった舌苔(ぜったい:舌の汚れ)
から発生するので、歯みがきの後に、舌もみがくと効果的です。
舌みがきは、いつも使っているハブラシでOK。ただし、舌はとても傷つきやすいところ。ごく弱い力で、軽くかき出すようにしてください。もちろん、病的口臭の場合は、口臭の原因となっている病気を治すことが必要です。
就寝前の歯磨きは、特に入念に。
朝、起きたときに、口臭がするという方も多いと思われます。これは、夜眠っている間、唾液の分泌量が少なく、細菌が繁殖しやすいからです。口の中がネバネバするのも、原因は同じです。気になる方は、就寝前に、しっかりと歯みがきをすることが大切です。
当院にて口臭の確認できます。
当院には口臭測定器がございます。
口臭の度合いを客観的に測定することができ、自分自身の口臭の確認ができます。料金は¥2,000-です。口臭測定を希望される方は事前に申し込みをお願いします。
また、口臭を抑えることを目的とした、歯磨剤・マウスリンス・スプレーも取り扱っております。
舌磨きは、できましたら舌磨き専用ブラシの使用をお勧めしております。一日一回ごく弱い力で軽くかき出すようにして使用します。