2025/05/27
昭和3年(1928年)から始まった6月4日の「虫歯予防デー」。「6(む)4(し)」の語呂合わせから定められました。その後昭和30年(1955年)からは「歯の衛生週間」として学校検診が行われて、歯の健康の重要性が全国的に広まり、平成25年(2013年)からは現在の「歯と口の健康週間」と名称が変更されました。
■「歯と口の健康週間」の過ごし方
今日は何の日?という家族との会話から歯と口の健康習慣について、楽しい歯みがきの仕方や歯の大切さなどを話し合ってみませんか?堅苦しく考えず、虫歯がないか、歯ぐきの違和感はないかなど、確認してもいいですね。正しい歯磨きの方法や、口の中の健康について考える期間になったらいいなと思います。
■「8020運動」
歯の健康といえば、80歳になっても20本以上の自分の歯を保とうという運動の「8020(ハチマルニイマル)運動」もあります。自分の歯を保つことは、しっかりと咀嚼して栄養を取り込み、食生活を豊かにしてくれます。より健康で生活の質も保てる高齢生活を送るために、歯と口のケアを習慣づけましょう。
■正しい歯磨きが大切
毎日習慣化している歯磨きも、毎食後に丁寧に正しく磨くことが大切です。歯ブラシは鉛筆のように持って、小刻みに動かしましょう。
虫歯や歯周病の主な原因は、歯に付着する歯垢(プラーク)です。特に歯と歯の間や歯と歯茎の境目などに磨き残しが多くなっていますので、歯ブラシが届きにくい場所、歯垢が残りやすい場所を把握して磨き残しのないように、丁寧なブラッシングを心掛けましょう。
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■フロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシ等
歯ブラシだけでは取り切れない汚れには、フロスや歯間ブラシなどの自分に合ったオーラルグッズをおすすめします。歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間、歯周ポケットの中から汚れをかき出してくれるものなので、きれいに掃除することができます。糸状のフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシ等、用途によって様々なアイテムがあります。更に歯間ブラシはサイズもたくさんありますので適したものをご使用ください。
■歯科医院で定期検診
痛みがないと、なかなか歯医者さんに足を運ぶ機会がないという方も多いかと思います。1年に1度だけ、6月4日〜10日の「歯と口の健康週間」だけは定期検診に行く日と決めても良いでしょう。
2025年度「歯と口の健康週間」の標語は『歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり』に決まりました。これは小1~中3対象に開催された日本歯科医師会主催「歯・口の健康啓発標語コンクール」の最優秀作品です。
丈夫な体の基礎づくりは、歯みがきはもちろん、毎日のバランスのとれた食生活や適度な運動なども歯周病予防に有効です。定期検診や歯ブラシ選びなどのご相談・ご予約はお気軽に潟上市の歯科医院「石井歯科クリニック」までお問い合わせください。
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