2024/07/02
6月4日は、6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」と言われています。
また、6月4日~10日までの1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会などが「歯と口の健康週間」を実施しています。
■「虫歯予防デー」をきっかけに、お口の中をチェック!
□ 歯に白く濁った部分、茶色・グレー・黒など色の変わっている部分がある
□ 歯の表面がザラついている
□ 歯に穴があいている
□ 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった
□ フロスや糸ようじがひっかかる部分がある
□ 冷たい食べ物だけでなく、熱いものや甘いものが歯にしみる
□ 歯の詰め物や被せ物に違和感がある
気になる項目はいくつありましたか?
一つでも当てはまる項目がある方は、虫歯の可能性がございます!お早目の受診をおすすめします。
■8020運動(80歳になっても、20本の歯を保とう!)
80歳以上で20本以上自分の歯が残っている方は、生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲がある、という調査結果があります。また、残っている歯の本数が多いほど、寿命が長いという報告もあります。
定期的に歯科で健診を受け、歯を失う前に治療できるようにしましょう。
■毎日の歯磨き
毎食後きちんと磨いているつもり・・・という方も、6月4日の「虫歯予防デー」ということで、正しい歯磨きの順番を再チェックしましょう。
①下の奥歯から下の前歯へ向かって磨く
②下の前歯から磨いていないほうの下の奥歯へ向かって磨く
③上の奥歯から上の前歯へ向かって磨く
④上の前歯から磨いていないほうの上の奥歯へ向かって磨く
⑤仕上げに、歯が噛み合わさる「歯が平らになっている部分」を磨きます。
しっかり歯ブラシをしていても、歯と歯の間に汚れが残っているかもしれません!
歯間ブラシやデンタルフロスを使って、汚れを落とし切り、虫歯や歯周病を予防しましょう。
■歯間ブラシ
歯の隙間には個人差があり、それぞれの隙間のサイズに合った歯間ブラシを使用しましょう。
歯間にブラシを斜めに傾けて、歯肉を傷めないように気を付けて優しく使ってください。
歯間ブラシを使用すると、歯ブラシだけでは落とし切れない汚れがあることがお分かりになると思います。
歯と歯の隙間は、位置によってもサイズが変わってきますので、ご自身のサイズを知りたい方は、お気軽にお尋ねください。
■デンタルフロス
歯と歯が接触している部分、隙間の狭い部分にはデンタルフロスを使用したほうが良いでしょう。
デンタルフロスには大きく分けて、「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」があります。
ホルダータイプは持ち手のついているもので、初心者やお子さまでも簡単に使用できます。
ロールタイプは指に巻き付けるタイプで、慣れるとこちらのほうがコスパが良いのがメリットです。
デンタルフロスは口臭対策にも有効ですので、ぜひ毎日の歯磨きに取り入れてほしいです。
その他、歯ブラシの種類や歯磨き粉、歯間ブラシのサイズやデンタルフロスの使い方など、お問い合わせがございましたら、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。