赤ちゃんの歯医者さんデビュー

院長ニュース

赤ちゃんの歯医者さんデビュー

2024/03/29

 

いつ歯医者さんに行けばいい?

 

「赤ちゃんの歯医者さんデビューは早すぎかな?」
「虫歯がないから行かなくていい?」
と、赤ちゃん育児中の方で、歯医者さんに行くタイミングがわからないと感じている方もいらっしゃることと思います。

個人差はありますが、はじめての歯は、生後69ヶ月頃、下の前歯から生えてくることが多いです。
かわいい歯が生えてきて嬉しいけれど、虫歯の心配も出てきますね。

目安として、はじめて歯が生えてきたタイミングで歯医者さんデビューをしてみましょう。

 

 

小さいうちに歯医者さんデビューするメリット

0歳児で虫歯等のトラブルはあまり考えられませんが、赤ちゃんから歯科に通うことで、さまざまなメリットがあります。

・歯医者さんに慣れる

・歯並び・かみ合わせチェック

・仕上げ磨きのアドバイス

 

歯科検診

各自治体で行われている1歳半健診では、歯科健診が行われます。
口内環境をチェックしてから、虫歯がないか、また歯ぐきの状態などを調べます。

 

この時期はパパもママも大忙しでしょうし、特にトラブルがなければ歯医者さんには行かなくてもいいかなと後回しになってしまう気持ちも分かります。
しかし、虫歯になってしまう前のこの時期だからこそ、歯医者さんデビューを済ませ、習慣づけすることで、歯医者嫌いを防ぎ、今後の治療やお口のケアをスムーズに行うことができるようになります。

歯医者さんデビューは歯が生え始めてから1歳児健診までにできるように、スケジュール等ご家族皆さんで協力してみましょう。

 

 

赤ちゃんの虫歯の原因

 

 

乳歯はエナメル質が少ないため虫歯になりやすく、進行も早いという特徴があります。
虫歯菌は、多くの場合ですが、離乳食の時期に、大人と箸やスプーン、食器や食べ物を共有することで、唾液を通じて感染してしまいます。
離乳食が始まったら、虫歯菌を感染させないよう、ご家族皆さまで注意しあいましょう。

 

赤ちゃんのいるご家庭のパパとママはもちろん、ご兄弟やおじいいちゃんおばあちゃんもお口のクリーニングをすることをおすすめいたします。

特に、1歳半~3歳までの間は乳歯の奥歯が生えてきます。
虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が親子感染しやすいので、特に注意が必要な期間です。
口うつしをしないことに加え、カトラリーやコップ・食器は、それぞれ使い分けをしましょう。

 

赤ちゃんの虫歯予防

 

歯みがきに慣れるため

赤ちゃんのほっぺや手に歯ブラシを触れさせたり、無理に磨こうとせず、まずは歯みがきに慣れさせましょう。
音楽をかけたり、歌をうたいながらなど雰囲気づくりをしたり、終わったらたくさん褒めてあげましょう。

 

イヤイヤ期の仕上げ磨き

虫歯になりやすい1歳半~2歳半はイヤイヤ期と重なり、歯磨きを嫌がることも
お子さまをあおむけに寝かせ、ひざの上に頭を乗せて、のぞきこむような姿勢で仕上げ磨きをしてみてください。

 

歯医者さんでセルフケアチェック

歯医者さんに慣れていたら、イヤイヤ期の定期健診もバッチリですね。
定期的な健診で、虫歯ゼロ、もしくは早期治療で早めのケアを。
もし、泣いてしまっても大丈夫です。


当院では、泣かないで協力してもらいながら治療を進めることが出来るように配慮しています。
正しいセルフケアができているか等、しっかりチェックしましょう。

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