ロイテリ菌で口内ケアをサポート!

院長ニュース

ロイテリ菌で口内ケアをサポート!

2019/05/24

体に良い菌を食事から取り入れ、健康維持と病気予防につなげる「菌活」や、腸内環境を整え健康な体を手に入れる「腸活」という言葉、聞いたことありませんか? 健康志向の高まりとともに、発酵食品を生活に取り入れたり、腸を整える食生活を意識される方も多くなってきたのではないでしょうか?
最近、関東エリアを中心に先行販売されていた「ロイテリ菌」入りのヨーグルトが、秋田のスーパーなどでも見かけるようになりました。昨年あたりからテレビや雑誌などで話題となっている「ロイテリ菌」とは、ヨーグルトなどに入っている善玉菌である乳酸菌の一種です。

ロイテリ菌はヒト由来の乳酸菌

乳酸菌は、チーズなどから見つかった「乳由来」、味噌や漬物などから見つかった「植物由来」、人の体内から見つかった「ヒト由来」に分けられます。それぞれ効果が異なり、スーパーやコンビニに行くと内臓脂肪の減少やインフルエンザの抑制など、その効果に特化したヨーグルトが販売されています。
ロイテリ菌とは、人の母乳から発見された「ヒト由来」の乳酸菌なので、副作用の心配がなく、安心して摂取できます。
体に良いとされる善玉菌は多くありますが、生きたまま腸に届かず、腸内に定着しづらいのです。それに対しロイテリ菌は、元々、人の中に存在する菌なので、胃酸や胆汁への耐性があり、体内で生きる力が他の菌より強く、悪玉菌の発生を抑え、長く腸内に留まってくれます。そして注目すべきは、口内の環境を整える働きがあるということです。

ロイテリ菌で歯周病菌をやっつける!

口内には700種類以上の細菌が存在しています。腸内も口内も、善玉菌と悪玉菌のバランスが大切で、口内については「善玉菌:悪玉菌=10:1」が良いとされています。
ロイテリ菌は、悪玉菌の働きを抑え、善玉菌を活性化することから、口内の細菌のバランスが整い、歯茎を丈夫にし、歯周病や虫歯のリスクを下げ、口臭も改善してくれます。このバランスが崩れると歯周病菌が増え、歯周病が発生しやすくなり、心筋梗塞や動脈硬化、脳梗塞など重大な症状を起こすことにもつながります(詳しくは「歯周病は口内だけの病気ではない!(2019/04/25)」)。
また、悪玉菌を抑制する効果により、胃がんの原因となるピロリ菌を抑制し、動脈硬化を軽減するといった効果のほか、免疫細胞を活性化し、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患の症状を軽減することが期待されています。

「菌活」の前に口内ケアを

腸は「第二の脳」ともいわれており、健康の要となる臓器です。口は腸へつながる入口。口の中が汚れていては、善玉菌を増やすことはできません。口内菌が、全身の菌質に大きく左右するのです。口内ケアは、腸の健康、全身の健康につながります。
これから梅雨の季節を迎えるにあたって、食中毒のリスクも高まります。6(む)月4(し)日~10日は「歯と口の健康週間」。ちなみに令和元年度の標語は「いつまでも 続くけんこう 歯の力」。
まずは、お口の環境を整え、乳酸菌なども取り入れながら腸内環境を改善し、免疫力を高める「菌活」「腸活」、始めたいですね。

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