歯周病は口内だけの病気ではない!

院長ニュース

歯周病は口内だけの病気ではない!

2019/04/25

先日、朝の番組で歯周病と認知症の関連性について取り上げていました。今回は、以前、掲載した記事「お口の健康を保って認知症予防!(2019/02/01)」の補足として、歯周病についてお話させていただきます。

アルツハイマー型認知症と歯周病の関連

アルツハイマー型認知症とは、脳に「アミロイドβ」や「タウ」というたんぱく質が蓄積して、記憶などをつかさどる脳の海馬を中心に、脳全体が委縮する病気です。さまざまな種類がある認知症の中で、最も多いとされています。進行型で物忘れをはじめ、さまざまな障害が生じ、日常生活に支障をきたします。 マウスを使った最新の研究では、歯周病の原因細菌を感染させると、脳内で歯周病の原因細菌が確認され、アルツハイマー病を引き起こす物質「アミロイドβ」も著しく増加したということが分かりました。また、アメリカの製薬会社の研究チームは、慢性歯周病の原因を作り出す毒素が、96%のアルツハイマー病患者の脳で確認されたと発表しました。さらに、その毒素は正常な人の脳にもあることが分かりました。 つまり、認知症が発症する数十年前から、アルツハイマー病の原因物質の蓄積が始まっているのです。だからこそ、歯周病予防は若いうちから必要なのです。

全身をむしばむ歯周病

アルツハイマー病以外にも歯周病は、他の病気とも関係しています。歯茎にはたくさんの血管が通っているため、歯周ポケットから歯周病菌が侵入し、身体全体にまわってしまうのです。心筋梗塞や脳梗塞は、歯周病でない人の2.8倍とリスクが高まります。肺に入ると誤嚥性肺炎。また、妊婦さんの早産、低体重児の確率が2~3倍になるといわれています。 また、歯を失う一番の原因が歯周病です。人は口から栄養をとります。口から食べられなくなると筋肉量が減り、消化管にあるリンパ球も減少し免疫も低下します。したがって、口から食べられなくなると、全身疾患が起こりやすくなるのです(詳しくは「口腔機能の低下を見過ごさない!早めのチェックで健康長寿(2018/12/25)」)。

日本人の成人80%以上が歯周病

歯周病は世界で最も患者が多い感染症として2001年、ギネスにも認定されています。そして、日本人の成人の80%以上が歯周病にかかっているといわれています。20代でも70%、年齢が上がるにつれその割合は高くなっていきます。日本は口内ケア後進国。口内ケアの先進国スウェーデンでは、歯周病有病率が23%です。 スウェーデンなど海外では、子どもの頃から歯の定期健診を義務化している国もあります。小さいうちから歯科医院に行くことを習慣づけることが大切なのです。

歯周病予防は毎日の歯磨きが大事

歯周病予防にまずは、毎日の正しい歯磨きが重要です。虫歯は歯科医師が治療できても、歯周病は自身で気を付けなければ治らないのです。重度になると治療が難しくなります。磨き残しなど、セルフケアだけでは歯周病予防、治療は難しいと思います。身体全体の健康のために、痛くなくても定期的な検診をおすすめします。歯垢や歯石が蓄積していないか、歯周ポケットができていないかの点検が重要。口内の状態をみて、ブラッシングの指導なども行います。気軽に歯科医院に足を運んでみてください。

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