2024/10/29
「いい歯の日」は、日本歯科医師会が推進する「8020運動(80歳になっても20本以上の歯を保とう)」の一環として、制定されました。
80歳になっても20本以上の歯を保つことは、自分の歯を大切にすることと同時に、生活習慣を整え、健康な体を保持するための目標です。
人生100年時代と呼ばれるようになりました。長寿だけではなく、高齢になった時の生活をより快適に過ごせるように、歯も身体も健康を保てるようにしましょう。
■11月8日の「いい歯の日」をきっかけに
「最近歯医者に行っていないな」「そろそろ歯科検診受けようと思ってるけど忙しくて…」など、なかなか歯医者に行けない方は、毎年「いい歯の日」だけは歯医者に行くなど、定期検診に行くきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
■全国「子ども×噛む力」調査 第1位は秋田県
ロッテが11/8の「いい歯の日」に先駆け、2022年に実施した「子ども×噛む力」調査では、秋田県が「噛む力」の第1位にランクインしました。
全国1位になった秋田県では、子どもが「よく噛むこと」に対する親の意識が高い傾向にあるようです。
よく噛んで食べ、いい歯の日には家族みんなで歯科検診を受け、子どもから大人まで歯の健康を保てたらいいなと思います。
■かかりつけ歯科医とは
「患者さんのライフサイクル」に沿って、継続的に口と歯に関する保健・医療・介護・福祉を提供し、地域に密着した幾つかの必要な役割を果たすことができる歯科医のことです。
定期健診はもちろんですが、予防のアドバイスから早期発見、地域医療や介護サービスとの連携などの役割があります。
子どもから高齢者まで、全身の健康のために、かかりつけ歯科医を決めておくことが重要になっています。
また、丁寧に歯磨きしていても、落とし切れない歯の汚れからは、歯石ができてしまいます。
出血や痛みがなくても、歯に問題が発生している場合もあります。
早期発見・早期治療のために、歯と健康のサポーターとしてかかりつけ歯科医を見つけましょう。
■ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー
日本歯科医師会が、いい歯の日にちなんだベストスマイル・オブ・ザ・イヤーを開催しています。
2023年は男性の部が鈴木福さん、女性の部が白石麻衣さんでした。
歯とお口の健康維持のために心がけていることは、お二人ともよく噛んで食べることを意識されているようでした。
しっかり噛んで、素敵なベストスマイルを見たいですね。
■いい歯のセルフチェック
「はい」か「いいえ」でお答えください
1.1日1回は丁寧に磨いている。
2.歯と歯肉の境目を磨くようにしている
3.デンタルフロスや歯間ブラシを使う
4.甘い飲み物や食べ物を控えている
5.口の中を鏡でよく見ている
6.よく噛んで食べるようにしている
7.1年に1回以上、歯石をとってもらっている
8.かかりつけ歯科医がいる
「はい」の数はいくつありましたか?
いい歯を保つために、5つ以上の「はい」があるといいですね。
しばらく歯科医にかかっていない方は、「いい歯の日」にちなんでお気軽にお口のチェックにお越しください。